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コラム

4.白い肌を守る香粧品

2009.03.31

平成15年6月に、環境省から「紫外線保健指導マニュアル」が発表されました。このように、紫外線の健康への影響や日焼けに対する人々の関心が高まってきたものと思われます。
さて、紫外線から肌を守る方法には、いくつかの方法があります。肌を露出させない、帽子をかぶる、日傘を使うなどは、最も効果的な方法です。しかしながら、肌が露出してしまう顔や手の部分などは、香粧品を上手に使い、紫外線を防御することが大切になります。白い肌を守る香粧品には2種類あります。ひとつは紫外線を肌にあてないように、肌の表面で紫外線を防御する素材を配合したサンスクリーン化粧品で、もうひとつはメラニンの生成を抑制する美白香粧品とよばれるものです。サンスクリーン化粧品は外出時のみに使用し、美白香粧品は基礎化粧品として常用する方が多いものと思われます。
ところで、日本の法律では、サンスクリーン化粧品は「化粧品」に分類され、美白化粧品は「医薬部外品」に分類されています。しかしながら、すでにお気付きの方もいると思いますが、化粧品である「サンスクリーン化粧品」には、「PA+」や「SPF30」など、そのサンスクリーン化粧品の性能を表す表示がされています。これは、サンスクリーン化粧品が化粧品の中で、例外的にその性能を数値で表すことが認められているためです。その他の化粧品には、基本的にその性能を数値で表すことは認められていません。なお、化粧品と医薬部外品の違いについては、コラムのシリーズ1「家庭にある化粧品とその仲間たち」で紹介しましたので、そちらを御覧ください。ところで、「PA+」や「SPF30」とはどのような意味があるのでしょうか?。

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