卒業生VOICE

卒業生の活躍

一人ひとりの美容師に輝ける場を。
すべての事業はその思いから。

株式会社BELLTREE/Agu.
代表取締役

鈴木 のり彦
2007年3月卒

全国に美容室を展開しているAgu hairのフランチャイズオーナーを務めるとともに、Agu hair本部の企画戦略にも携わっています。また、カラー特化型サロン、男性専門の美容室、高級路線の理容室など、さまざまなブランドを立ち上げたり、動画作成やSNS発信などに特化した、美容師たちによるクリエイティブ活動も行っています。しかし、自分自身は事業の多角化にはあまり興味がありません。もともとカリスマ美容師に憧れるような学生でしたが、卒業後に最初に就職した美容室では、現場デビューのチャンスがなかなかもらえず悔しい思いをしました。その時の経験から芽生えた「美容師を輝かせたい」という気持ちが自分の原点となっています。周りの美容師一人ひとりが活躍できる場を考えていくうちに、自然と事業が広がっていったのです。今は、美容師という職業を児童養護施設を退所した子どもたちの受け皿にする挑戦、子育て中の美容師が働ける環境を整えたり、SDGsを取り入れた美容商材の浸透などにも取り組んでいます。美容を通じて社会の課題を解決できたらと考えています。

美容を幅広く経験してわかりました。
いちばん好きなのは、人の髪を切ること。

LONESS表参道
トップスタイリスト/店長

原 倫子さん
2012年3月卒業

メイク、エステ、着付け、華道、茶道…山野で学んだのは、美容の幅広さです。すべてを授業で経験したから、今、サロンワークだけではなく、ヘアメイクとして雑誌や広告、テレビの現場に出たり、フェイスマッサージで喜んでいただけます。冒険心の強い私は、一つのことにおさまりたくないタイプ。でも、美容に関してはいろいろなことをやってきて、「サロンで人の髪を切ることが一番好きだ」ということにたどりつきました。私のインスタを見て、勇気をもってお越しいただいたお客様がいます。「来て良かったです!」と皆さんが喜ぶ姿を見るのが最高にうれしいんです。そして、補い合いながらお店を盛り上げる仲間がいるサロンも大切な場所。自分にとって大事なものを見つけた今、一日一日が本当に楽しいんです。

山野で見つけた自分を活かす道。
実現するために4年制大学編入へ。

フリーランス
フォトグラファー

小島 千穂さん
2014年3月卒業

東京工芸大学
芸術学部 写真学科 編入学

小学生の頃から美容師になるのが夢でした。そんな私の転機になったのは、山野に入学して経験したヘアショーです。記録用のスナップの撮影を担当した時に、人物写真の魅力に惹かれ、写真の授業も受講しました。2年生の夏、「今、本当にやりたいこと」を考え、写真を学ぶために大学への編入学を選択しました。大学では作品づくりに没頭し、モデルへのヘアメイクや着付けなども自分で行いました。そして、山野で美容を学んでいたことが縁になり資生堂に就職。発売前の商品テスト用のモデル撮影などを行う際は、化粧品の色や質感など、きめ細やかに表現することにやりがいを感じていました。今、フリーランスとして新たな道をスタートしました。これからも、美容と写真の両方に携わっていきたいと思います。

お客様と信頼関係を築くことが
共に美を追求することにつながります。

ヨガインストラクター/
エステサロン経営

水島 詩歩子さん
2013年3月卒業

現在、ヨガインストラクターとエステサロンの経営をしています。大切にしているのは、お客様の美を実現するために、その人の気持ちを受け入れること。あるお客様は、結婚式に向けて20kgの減量を目標にするも食事は減らせないとおっしゃいました。その方の気持ちを汲み、食べてもいい食材を選んでみるという意識改革に取り組んだところ、4か月で24kgの減量に成功。「憧れのドレスを着ることができました」と感謝された時はとてもうれしく思いました。お客様の個性や考えを尊重する。そんな誠実さが信頼関係を築き、共に美を追求することにつながります。山野で学んだ、お客様の状態を正しく見て、判断する力は今も活かされています。今後の目標はオリジナル化粧品の開発です。お客様を美しくする私の挑戦は続きます。

「ビューティに強い」デザイン制作会社を
専門知識を活かして設立しました。

株式会社アーツワゴン
制作会社オーナー

山下 博司さん
2009年3月卒業

グラフィックデザイン、写真撮影、ムービー撮影編集を行う制作会社を経営しています。ヘアメイクの知識があることから、化粧品メーカーのカタログやポスターなど、ビューティ業界からの評価を高くいただいています。アパレルブランドのパンフレットやファッションフリーペーパーも制作しています。お客様から「またお願いしたい」と頼りにされるとやりがいにつながります。在学中に多くの業界誌や雑誌を読んだり、授業で写真を学ぶうちに出版物への興味が生まれました。就職したヘアサロンでは撮影も多く担当し、独立後はヘアメイクの作品撮影などから実績を積み、いまは幅広い分野の制作物をつくっています。いろいろな人と出会うなかで自分の興味は変わっていくので、学生時代は様々なことにチャレンジしてください。

イベントで知った協働する醍醐味が
店舗運営のモチベーションに。

EARTH 表参道店 店長/
スタイリスト

佐藤 伸哉さん
2013年卒業

高校時代、同級生たちが大学進学する中で、ものづくりの仕事に興味を持ちました。美容師を志したのは、人と関わり、仕事の成果がすぐに確かめられるから。単に技術だけを学びたくなく山野短大へ進みました。転機は、ヘアショーや山短祭(学苑祭)のリーダーを務めたこと。個性もさまざまな仲間が、それぞれの得意を活かすことで一つの目標を達成することにやりがいを感じました。自ら表舞台に立つより、周りの人たちが力を発揮できる舞台を作ること。自分がやりたいことが明確になっていきました。就職したサロンでは、21歳の時に店長になりました。店の近隣の大学の学生をターゲットに、集客に当時はまだ少なかったSNSを活用することで自分の売り上げがアップ。それに刺激を受けた他のスタッフも成績を上げ、店全体の売り上げ大幅増を実現したことが評価されました。周囲の人を巻き込んで、みんなで盛り上がりたい。そんなヘアショーや学苑祭のノリが好きなんです。店長として7年目を迎えた今も変わりません。スタッフにはやりたいことにチャレンジしてほしいし、言いたいことは発信してほしい。自分も若手スタッフから普通に意見をもらっています。実はここしばらく、退職を希望するスタッフが出ていないことは店長としてとてもうれしいですね。

就職活動で苦手だった
面接に堂々と臨めるように。

(株)そごう・西武
そごう横浜店 営業Ⅰ部
婦人雑貨 婦人靴係
シューフィッター

石田 麻子さん
2014年卒業

着付け、メイク、エステなど、美容を幅広く学ぶことで自分のやりたいことを見つけ、好きな接客の仕事に就きたいと考えて山野短大を選びました。就職活動時には、ブライダル、化粧品やアパレル業界に絞りましたが、4年制大学の学生たちと競う中で良い結果がなかなか出ませんでした。他の大学を中退して、山野短大に入学した経緯についてしっかりと説明できず、面接に苦手意識を持つようになっていたのです。そんな時にゼミの先生から「自分が経験したことに自信を持つように」とアドバイスをいただき、これまでの経験を今の自分にとってプラスとしてとらえる視点を得て、堂々と面接にも臨むことができました。普段から自分のことをしっかりと見てくれている先生の言葉だからこそ、自信につながりました。アパレル業界に就職し、念願の接客業に就いた後に、 (株)そごう・西武に転職し6年目を迎えています。一貫して婦人靴を担当し、ファッション性と実用性の両方が求められる商品を扱う奥深さを感じています。より質の高い接客をめざし、シューフィッターの資格を取得しました。商談や販売促進にも取り組んでいます。百貨店という環境を活かし、自分のキャリアを広げていきたいと思います。

美容を学び、さらに大学で学問を。
自分を高めることへの熱意。

ビジネスコンサルタント 

菅沼 加奈さん
2013年卒業

ファッションや美容の仕事に憧れを持ち、海外で働くという希望もありました。進路に迷っていた高校時代、「美容・英語」で検索した時にすぐに出てきたのが山野短大でした。入学後は、着付けなどの授業や外国人の先生による英語の授業を受けたり、全日本空輸(ANA)でのインターンシップに参加するなど、自分の世界が広がるのを実感できました。美容を深く学ぶための留学や航空業界への就職など、卒業後はいろいろな可能性がありました。しかし、短大で学ぶうちに、大学で学問に取り組んでみたいと考えるようになり、日本大学の国際関係学部に編入学する道を選択しました。大学では国際ビジネスや経営などを専攻し、論理的に考える力が身についたと思います。短大と大学でまったく異なる分野を学んだことで自分の引き出しも増えました。現在はコンサルタントを務めています。主に経営者の方々をクライアントに、商品やサービス開発、プロモーション、売上管理、営業活動など多様なサポートを行っています。エステなど美容関連のお客様に対しては、美容の専門的な知識が役に立っています。女性の経営者の方々は、着付けを学んだ経験にとても興味を示されます。今のビジネスに取り組むうえで、美容を学んだ経験がいろいろな側面からプラスになっています。

アクセス

資料請求

簡単相談