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コラム

3.紫外線を浴びると肌はどうなる?

2009.03.31

夏の浜辺などで、サンスクリーン剤を塗らずに肌を露出させて過ごしていると、日焼けすることは容易に想像できます。その焼け方は人により様々ですが、大きく分けると日本人では3つのタイプに分類することができます。(1)すぐに赤くなり、その後わずかに黒くなる人。(2)ほどほどに赤くなり、その後除々に黒くなる人。(3)殆ど赤くならずに黒くなる人。当然のことながら、自分は違うタイプであるという方もいると思います。さて、このような日焼けですが、どのタイプにも共通する言葉として「赤くなる」、「黒くなる」と言う言葉がでてきます。では「赤くなる日焼け」と「黒くなる日焼け」ではどこがちがうのでしょうか?。
一般に「赤くなる日焼け」のことは、サンバーンとよんでいます。このサンバーンは、おもに紫外線Bを肌に浴びることにより生じる現象で、激しい場合は火傷と同じような状態になります。しかしながら、肌の極表面が一種の炎症を起こしているだけなので、2〜3日ぐらいで消えることが多いです。一方、「黒くなる日焼け」はサンタンとよんでいます。このサンタンは、おもに紫外線Aを肌に浴びることにより生じる現象で、皮膚の中にあるメラノサイトという細胞が紫外線Aに刺激されて、黒色色素のメラニンを過剰に生産し、それを肌の表面に押し出すことにより、肌が黒くなります。
シミやソバカスは、他の肌の部分に比べて局所的にメラノサイトの活動が活発な部分に生じるものです。シミやソバカスを抑えるには、その活動を刺激しないように、紫外線を防御することが大切になります。

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