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ここに面白い調査結果があります。下の「グラフ」は、同じく国民生活金融公庫が新規開業企業を対象に調査したものですが、新規開業企業の経営者に事業を成功するために大切と考える要素をたずねたところ、「経営者（事業主）自身の資質、能力、意欲」を挙げているのが80.2％、「人脈、人的ネットワーク」が38.8％、「パートナーや技術・ノウハウをもつ人材の確保」が32.2％という順になっています。
驚くことに、実際に新規開業した人たちは「事業のアイデアやビジネスチャンス」「景気や経済の状態」「店舗などの立地や機械・設備の確保」「開業資金の調達」などよりも「本人」「人脈」「人材」という3つの「人」的資源が大切だという結果になったのです。つまり、起業活動においては「アイデア」や「景気」や「立地」、「資金」よりも「本人」「人脈」「人材」の３つの「人」が成功のカギを握っているのです。