News

コラム

美容業の特徴とは・1

2009.03.31

皆さんが興味をお持ちの美容業というのはいったいどういう業界なのでしょうか? 今人気のヘアスタイルや最新のファッション情報は皆さんは興味を持っていろんな雑誌などでチェックしていてよくご存じでしょうが、ビジネスの観点から見た美容業についてはなかなか情報がなく、どのようなものかわかりにくいのではないでしょうか。厚生労働省がまとめた「美容業の実態と経営改善の方策」によりますと美容業界の特徴を次のように分析しています。
美容業は、サービスの大部分を人的な労働力に頼っている典型的な労働集約産業であり、機械・設備による合理化・省力化が困難な業種である。
美容業は、美容師としての資格を取得すれば、営業施設を設けて開設を届け出ることによって開業が可能であり、開業にあたっての店舗建物・機械設備などの投資資本も比較的少なくてすむなど参入障壁が低いことなどから、必然的に過当競争を招きやすい体質をもっている。
美容業は個人事業所の比率が高く、美容スタッフを店主や家族従業員などの身内関係で構成していて、生業的な色彩が強い家族経営を行っていることがうかがえる。
けっこう難しい言葉が並んでいますが、「美容業は大手サロンもあるが大部分が個人のサロンで家族経営も多く、美容師という資格があれば(他の業種に比べて)独立して店を持ちやすい業種で、そのため競争は厳しいものがある」と言い換えてもよいでしょう。

アクセス

資料請求

簡単相談