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コラム

8.最後に・・・化粧ってなに?

2009.03.31

大雑把な説明でしたが、香粧品の表示について少しはご理解いただけたものと思います。香粧品の知識も大事ですが、まずは、化粧とはなにか?しっかりと考えることが大切です。最後に、学生との実際にあった会話を例に挙げます。
学生A「美粧(メイクアップ)の授業後に化粧してないから、スッピンなの!」
学生B「えー、気付かなかった。スッピンでも綺麗だよ!」
学生A「やだー、恥ずかしいよ。」
私   「スッピンにするために何を使ったの?」
学生A「えっ? クレンジングとか・・・・」
私   「クレンジングとか石けんは何?」
学生A「えっ、化粧品ですよね。あっ! ということは・・・・・」
私   「そう、スッピンも化粧した結果だよ。」
学生A「そうですね・・・。えっ!?でも、化粧ってなんですか?」
化粧品の定義を思い出して下さい。化粧品とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪をすこやかに保つためのものです。クレンジングなどで顔の表面に付着したものを落とした結果、その人が美しくなり、魅力を増すことができたならば、それも化粧です。NHKで長年にわたり多くの著名人のメイクアップを担当された岡野宏さん(本学客員教授)は、その著書「一流の顔」の中で、「一流の人は、自分の顔を知っている」と論じています。あなたも自分の顔を鏡でじっと見つめ、本当の自分を探してみてはいかがでしょうか。自分の顔を知らなければ、化粧はできません。

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